일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면

아오조라 문고

その時こそ、わたしはあのお内儀さんを憎いと思わずにはいられませんでした」

それから二三日経って、お雪はまた弁信への手紙を書き続ける。

「弁信さん――

この二三日、わたしは夢のような恐怖のうちに、暮してしまいました。

それでも毎日、近所の山へ葬られた浅吉さんのお墓参りを欠かしたことはございません。

それだのに、あのお内儀さんという人はどうでしょう。使い古しの草履を捨てるのだって、あれより思いきりよくはなれますまい。

わたしが、あのお内儀さんを憎いと思ったのは、そればかりじゃありません。昨日のことですね、二人でお湯に入っていると、わたしの身体を、あの叔母さんがつくづくと見て、

『お雪さん、あなたのお乳が黒くなっているのね』

というじゃありませんか。

その時、わたしは、乳の下へ針を刺されたように感じました。

弁信さん。

あなただから、わたしはこんなことまで書いてしまうのよ。お乳が黒くなったというのは、娘にとっては堪忍のならない針を含んでいるということを、あなたも御存じでしょうと思います。

わたし、ちっとも、そんな覚えがありません。あろうはずもないじゃありませんか。それだのに、こういう意地の悪いことをいう、叔母さんの舌には毒のあることをしみじみと感じました。