일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면

아오조라 문고

しかし思い立つと留めて留まらぬ道庵ではある。米友もぜひなく莚を巻いて丹波島の渡し場まで来ました。

さて渡し舟はつなぎ捨てられてあるが、眠っている船頭を起すも気の毒。

道庵が心得顔に小声で米友をそそのかし、そっとその舟を引き出して乗る。

犀川の渡し、ここを俗に丹波川という。水勢甚だ急にして、出水のたびに渡し場が変る。水の瀬が早くて棹も立たない。たぐり縄で舟を渡す。

背の低い米友、やっとそのたぐり縄に縋りついたが、それを操ることは妙を得ている。ともかくも舟は中流に乗出す。もし、船頭が眼でも醒まそうものなら、一悶着を免れないが、幸いにその事もなく舟は向うの岸に着く。

飛び上った道庵は、月の光で朧気に立札の文字を読むと、平水の時は一人前五十文と書いてある――そこで百文の銭を取揃えて、舟板の上に並べて置いて、申しわけをしたつもり。

ほどなく権堂の町へ入るには入ったが、どことて今時分、起きている気紛れはない。二三軒、宿屋を叩いてみたけれど、起きて待遇そうという家もない。

後町から大門前まで来る。道庵先生、しきりに胴ぶるいをつづけているが、そこは負惜み、もう二時もたてば夜が明けるだろう、夜が明けたら最後、善光寺の町をひっくり返してくれよう。