일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면

아오조라 문고

況んや上代の古朴、簡勁、悲壮、優麗なる響きは微塵もなく、外国の物質文明を吸収することはかなり進んでいたが、その文学を紹介し、これを味わうものなんぞはありはしない。

有るものはガラクタ文士の小さな親分。有っても無くてもいいよまいごとを書いて、これを文芸呼ばわりをし、前人の糟粕を嘗めては小遣どりをし、小さく固まってはお山の大将を守り立てて、その下で小細工をやる。その小細工だけは一人前にやるが、彼等から、めぼしい作物というものが一つでも出たということを聞かない。

時に、政治的には勤王党だの、佐幕党だのという呼び声が高かったものだから、この文士連もそれを真似て、政党気分になったかも知れない。

「お前方、それは料簡が違いますよ、天下の政治を取るには多数でいかなければならないが、文学や、美術というものは、多数ずくではどうにもならないのだよ、薩摩と長州が力を合わせれば、徳川を倒せるかも知れないが、その力で古法眼の絵を一枚作るわけにはいかない――」

道庵先生なども、それを戒めてはおりましたが、どうにもならないで、いよいよ堕落するばかりでありました。

だからこの連中は、ガラクタ文士を集めては相当範囲の勢力圏を作り、自党に不利なるものの出現に当っては、伏兵を設けて、白いものを黒く、黒いものを白くする宣伝術策ぶりだけは、腐敗し