일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,467자 · 168화면

아오조라 문고

なるほど、金公の出鱈目も聞きようによって算盤になる、苦くて、大味で、日本向きではないと、自分はさいぜん独断を下してみたが、金公のような、その道の奴に言わせると、胸に滞らず、頭に上らず、毒にもならず、薬にもならず、軽い意味に於て、将来一般に流行る平民的飲物としての素質を持っているとすれば、この酒も将来、日本人にとって、一種の無くてならぬ嗜好物になる資格があるのではないか――人によって言を捨てずということもあるから、たとえ金公の出鱈目でも聞いて置くことだ、なんぞと考えながら、

「よかったら、みんな飲んで下さい」

コップにまた泡を吹かせて、忠作が酌をしてやりました。

金公は妙な手つきをして、それをおしいただき、満足して、それから徐ろにへらず口と用件とを並べる。

三十一

「忠さん、例の一件が、その名儀借用てなことで、埒が明きそうでげす」

「ははあ」

「ははあは張合いがござんせん、金公がここまで漕ぎつけた苦心労力のほどを、ちっとお察し下さい」

と言って金公が自讃するところは何かと言えば、今まで素人の娘が異人の妾になることは罷り成らぬということになっていたのを、今度、たとえ素人の娘であるにしてからが、しかるべき商売人の抱えということにして名儀を借りさえすれば、西洋人の妾になることも差支えない、という御制度に改まっ