후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,467자 · 168화면
すべてこの力を応用し、職人は自分自身手を下さないでも、機関の運転に気をつけてさえいれば済む、そうして一人の力で、楽々と数百人に当る働きを為すことができるのだ――
こういうような説明を、実験のあとで聞かされた時に、誰しもその荒唐を疑うの勇気がありませんでした。
一方の隅にかたまって、陪観の栄を得ていた忠作は、特に心から感動させられずにはいなかったらしい。この点に於ては、たしかに毛唐と日本人とは頭が違う、なにも我々だって卑下するには及ばないけれども、それにしても、今の日本人はあちらの人を知らな過ぎる、これではいけない、それではならない。忠作はまたここで、自分ながらわからない敵愾心の昂奮し来るのを覚えました。
事が終って支配人のところへ行くと、支配人がまた、
「マダム・シルク、今日来ル約束、来ナイ、どうしました」
「左様でございます」
「マダム・シルク、せっかくジョウキシャ見ナイ、残念」
「左様でございます」
忠作はなんとなく、自分の返答がそぐわないものを感じたのは、支配人の言うことがよく呑込めなかった自然の結果で、そうして、語学の出来ない者が、へたにそれを問い返すことは、西洋人の御機嫌を損ねる結果に終ることを知っているから、そのままテレ隠しを上手にやって、珈琲茶器を持ってコック部屋の方へ行きました。