일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,467자 · 168화면

아오조라 문고

「終に道ふみたがへて、石の巻といふ湊に出づ。『こがね花咲く』と詠みて奉りたる金花山海上に見わたし、数百の廻船、入江につどひ、人家地をあらそひて、竈の煙たちつづけたり。思ひがけずかかるところにも来れるかなと、宿からんとすれど、更に宿かす人なし。やうやうまどしき小家に一夜を明かして、明くればまた知らぬ道まよひ行く」

なんぞは、今の七兵衛の身に引かされもするし、旅情及び詩情の綿々たるものを漂わせないではないけれども、七兵衛は、日頃あんまりそういうことに興味を持っていないのです。

それから、石巻の港は河村瑞軒が設計したとかしないとか――尾上川の河口が押し出す土砂で、せっかくの良港を埋めてしまう、これを何とかせぬことには、この東北第一の名をうたわれた港も、やがてさびれてしまうだろう――なんという心配も、七兵衛には少し縁遠い。ただ、名にし負う奥州仙台陸奥守六十八万石の御城下近いところであることによって、仙台の城下はおろか、塩釜、松島、金華山等の日本中に名だたる名所は、一通りこの機会に見ておこうと企てました。

だが、塩釜も、松島も、金華山も、仙台の城下も、ここを根拠として渡り歩いていれば、普通には優に二十日や三十日の暇をつぶすに充分でありますけれども、七兵衛の迅足をもってしては、まことにあっけないものでありました。