후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면
だが、理由を聞いてみると、留めることができなくなったよ。いや、理由もなにもありゃしないんだ、理由なき理由なんだね。そこで、仏頂寺がどうあっても腹を切るというから、それなら、おれも一人じゃ生きていられない、君が刀で腹を切るなら、おれはお手前物の毒薬を飲む――君も知ってるだろう、おれは長崎で蘭医の修業をやりそこねた書生くずれなんだ、そこで、仏頂寺とああやって心中を遂げたんだが、ずいぶん苦しかったぜ。しかし、今はいい心持だよ――ところで、君はどうだ、我々がこうして美しく人情に殉じていることがわからず、それに一遍の回向もせず、とむらいの真似もせず、一途に後難を怖れて、知らぬ面に引上げてしまったじゃないか。それもまあ、事情やむを得ぬとして、君は我々に見換えても、その女を保護する役目を買って出たのは感心だ、今度はしっかりやれよ、いったん引受けた以上は、最後まで見届けるんだぞ、仏頂寺弥助と丸山勇仙の二人に見換えて、旅芸者一人に人情を尽してみたい君なんだから、今度はいいかげんにおっぽり出すと承知しないぞ」
能弁な丸山勇仙がしきりにまくし立てる。兵馬はそう言われると、なんだか自分の重大な弱味をあばかれでもしたような気持がして、ちょっと返答に窮していると、今度は外で仏頂寺弥助が代って言いました、