일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면

아오조라 문고

、あの辺のお安いところならば、このお角さんの一睨みでたくさんだ――

とお角さんは、充分にこいつらを見くびりながら、山王様の方へ進んで行きました。

お角さんの見くびった通り、こいつらは、いやがらせ以上のことを為し得る奴等ではないかも知れないが、そのいやがらせも、こっちの虫のいどころによっては、事が起らないとも限らない。

こうして、お角さんは、送り狼だか送りよた者だかわからない奴等に送られて、山王を目指して行きましたが、一行のうちの誰もが、お角さんのそんな腹の中には気がつかず、相変らず遊山気取りでブラリブラリと進んで行きました。

ところが、まもなく、一行のすべてのこのいい気分が、ぶち壊されて、ふるいおののくような事件が出現したのは是非もないことです。それは、うしろから、例のよた者が、急にふるい立って殺到して来たわけではない。松並木になって、左右が畷に続いている札場のところまで来て、

「ああ、怖――」

と、殿として後ろにやや離れていたお角さんを別にして、一行の者が往手をのぞんで立ちすくんでしまいました。

見れば、その松並木の松の根方や往来へ半ばかかったり、畷道へのめったり、甚しいのは、往還の真中へ重なり合った、人間の死骸の山です。