후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면
そこでお銀様の、年代記のうろ覚えを頭の中で繰りひろげてみると、徳川氏が二百年、織田、豊臣氏が五十年、足利氏が百有余年と見て、どのみち五六百年の星霜には過ぎまいと思いました。
もしかして、吉野朝と言ったのが、浄見原の天皇の御時代とすれば、これは、たしかに千年以上になりましょうが、ここに吉野朝と言ったのは、足利氏以前の南北朝時代の吉野朝時代のことに違いないと思われるから、そうしてみると、どう考えても五六百年以前には溯らない、しかし、古い物を称して千年と言うのは、一種の口合いなのですから、それはさのみ咎めるには及ばないとして、千年を経て、その朱の色が昨日硯を出でたるが如しという色彩感は、さのみ誇張でも、誤算でもないということを、お銀様も認めました。
本来は、そういう質問や、そういう認識だけで、この画像を卒業してしまおうというのが無理なので、そんなことよりも、まず最初に問わなければならないことは、「大元帥明王とは何ぞや」ということなのであります。これが解釈なくして、この画像を、色彩と年代だけで見ようとするのは、縁日の絵看板のあくどい泥絵だけを見て、木戸銭を払うことを忘れたのと同じようなものなのです。