후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠10
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠10(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 285,635자 · 558화면
金椎は同じような不安から、窓の外の海をしきりにながめています。度すべからざるはウスノロ改めマドロス氏で、今以ていぎたない酔睡から覚めやらず、長椅子にフンゾリ返った無遠慮千万の行状です。
駒井は壁にかけたマントを取って、田山白雲の肩に打ちかけました。
白雲は、それを引纏うて身がまえをするのは、多分、これから茂太郎と兵部の娘の行方を探すべく、出で立つの用意と見えます。駒井はと見れば、かれは一旦、研究室の方へ引返して、それは少し短いマントを引っかけて、鞭を持って来ました。
田山白雲が、和服の上にマントで、中には脇差を一本差して、無雑作に草履を突っかけた時に、駒井甚三郎は、長靴をはきはじめました。その長靴をはくことが多少手間取るものですから、田山は、さっさと海辺へ向けて歩き出しました。
かくて、この二人もまた夜の海岸を歩み出したのは、前の二人とは違い、半ば散歩のような気持に見えましたが、これでも、たしかに相当の憂心を、二人の即興者の身の上にかけていることには違いありません。
行き行きて、竜燈の松のところに来ると、田山白雲が、ふと歩みをとどめて、耳をすまし、