후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠10
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠10(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 285,635자 · 558화면
というのは、沢井の道場の音無の名を遠近から伝え聞いて、かなりの武者修行が押しかけて来ることは、近来になってことに多いものですから、それらが、まだいまだに、机竜之助が存生の者であるかの如く考えたり、そうでなくても、しかるべき系統を伝えて、竹刀の響を立てていることとばかり信じて立寄って来るのですから、その度毎に与八は、きまったようなおことわりをすることに慣れている。
そこで今日も、その異体の知れぬ豪傑が七人押しかけて来たということに、相当の心得があって、
「あの、こちらの道場では今、剣術の方は休みになっているのでございますよ、剣術の方は休みで、子供たちが集まって、お手習ばっかりやっているんでございますからね、せっかく武者修行においでなさるお方に対しては、まことにお気の毒さまでございますが、悪しからず御承知を願いとうございますよ」
と、箒を斜めに持ちながら返答しました。この返答は、お松と相談してはんで捺してあるような返答で、与八は来るごとの武者修行にこう言って、素直におことわりを言って、素直に帰ってもらうことに慣れているから、それで、今もその伝で行こうとすると、