후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
兵馬も、その話を聞いて呆れました。女というものは、それまで大胆になり得るものか、男というものは、それまで無抵抗であり得るものか、歯痒い――とも思ったり、そこまで赤裸になれば人間も憎めないではないか、とさえ考えさせられました。
そうして、聞きようによれば、ここにその淫乱後家の情事をズバズバとすっぱぬいているこの四十男も、どうやら、口を拭いた覚えがあるような、それを、得意がってのろけているようにも聞える。合浴の中婆さんまでが、いい気になって、お前さん、なかなか人が悪い――と四十男の肩をつついてニヤリとする。
「あなた様なんぞもお若いに……穀屋の後家さんがいなさらん時分においでだからいいもんの、夏うちなら食われてしまいましたぜ、なんしろ十五から六十まで、油っ気のある男なら、イヤと言わないで、一日に二人ぐらいは食べたおばけですもんな」
それでいて、何の因果か、浅公だけは離れられずに通したのは、後家さんが浅公に何か弱点を握られているせいだともいうし、浅公の方で、後家さんの油っこいのに離れられないのだともいうし、後家さんは浅公を、振って振って振り通しながら、それでも番頭代りに打捨れないで、おもちゃにしていたが、その浅公を前に置いて、思うさまふざけた真似をして見せたが、浅公泣きながら、その圧制に甘んじていたこと――そこで