후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
白々しい、おかしらしい、癪にさわる――
お銀様は、慢心和尚という坊主を快からず思っている。あの時の施行供養を、緞帳芝居も及ばない愚劇だと嘲っている。同時にその記念として残された木柱に向っては、満身の憎悪を禁ずることができないらしい。
その翌日、お銀様は急に自分の持分の小作たちをかり集めて、自分が命令を下して、一つの工事に取りかかりました。
「お前たち、これから気を揃えて、わたしのために塚を立てて下さい。その場所は、わたしが行って指図をしますから、その場所へ、まず土をできるだけ高く盛り上げて、大きな塚をこしらえて下さい。その塚の上へ立てるものは、また別にわたしが工夫して、お前たちに頼みます。今日はこれから、わたしと一緒に、その場所を検分に来て下さい」
彼女は二十四人の男を率いて、自分の家を出ましたが、ほどなく到着したのは、別のところではありません、昨日、散歩のみぎりに足をとどめて、つくづくと見入ったところ。かつてはそこで弁信法師と共に、業火に焼けるわが家の炎をながめながら、一流の強弁を逞うして、弁信と論じ合ったところ。昨日はまた、再建の土木の工事の進捗をながめながら、小賢しい人間の復興ぶりの存外に有力なるに業を煮やし、同時に以前の焼野原に、慢心和尚という山師坊主の手によって立てられた木柱に向って、十二分の