후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
あさっから
しっかりぬきい
てらんぬわ
またがいどもが
おだされにくる
房州人だけが知っている歌。それを茂太郎が寺の前でうたうと、寺から餓鬼共が二三人、首を出して、やあい、やあい、牛小僧やあい、とはやし立てる。
チュガよ
チュガよ
チュガ公よ
静かにあゆびなよ
そんなに急かずとも
おくれはしないよ
もうあとが二里だよ
近路をせずと
館山大路を
真直ぐにあゆびなよ
そらそら
あちらから
村の小旦那が来る
よけて通しなよ
村の小旦那が来る
チュガよ
チュガよ
チュガ公よ
村の小旦那が、めかしこんで通りかかるのと、すれちがいになった時、茂太郎は、
小旦那どんが
どこへ出るにも
羽織きて
那古北条は
いいとうりだのんし
これは他国者でも少しはわかる歌。茂太郎から歌われて、小旦那なるものは、悪い面もせず、にっこと笑む。
チュガよ
チュガよ
チュガ公よ
そらそら
そちらを行っては
海へ落っこちる
もう少し
こちらをあゆびな
竜燈の松が見えるよ
洲崎は近いよ
お嬢さんが待っている
金椎君も待っている
チュガよ
チュガよ
チュガ公よ
十二
かくて、まだ朝といわるべき時間のうちに、早くも洲崎の、駒井の陣屋まで帰って来てしまいました。