후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠16
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠16(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,946자 · 520화면
これだけの問答で、米友は怖るるところなく、ずかずかと炉辺によって来て、その不思議な来客と対角の炉辺に座を占めてしまいました。
この不思議な来客というのは、米友とは古い顔馴染、最近関ヶ原以来の――机竜之助であることに疑いはありません。
二十八
竜之助と対角線に坐った宇治山田の米友は、無言でじろりじろりと竜之助の為さんようをながめておりました。
普通の人ならば文句もあるだろうが、本所の弥勒寺長屋以来、この人をよく知り抜いている米友です。
天から降ったか、地から湧いたか、現在この座敷の締りは先刻、お雪ちゃんから念を入れての頼みで、水も洩らさぬように締切ってある。入って来たとすれば、戸の隙間か、節穴よりするほかには入り道は無いのです。いや一つはある。それは、自分がさいぜん籠を持ち出してから、自身庭へ出て、槍を振っていた間の、あの縁先の雨戸一尺五寸ばかりの間隔だ。しかし、それとても、直ぐその直前で自分が槍を振っていたのだから、取りようによっては、締めきってあるよりも一層の厳しい見張りになっているはずなんだが――そこを潜り抜けて、そうして安然とここへ座を構え込んでしまって、しきりに面を撫でている。