일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠16

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠16(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,946자 · 520화면

아오조라 문고

「いかにも、武州八王子――あれは小田原北条家の名将の城下、江戸よりも開府が古い、なかなか由緒あるところで、新刀の名人繁慶も、一時あれでたたらを打っていたことがござる」

「なるほど」

なめ六のとりなしで、座なりが直ってくると、

「八王子は糸繭がようござる」

「織物の名所でござったな」

「お十夜」

まではよかったが、

「八王子在の炭焼はまた格別な風流でござる」

「炭焼?」

「阿呆いわずときなはれ、江戸で炭が焼けますかい」

安直兄いがたしなめると、ダニの丈次が、

「でも、八王子在から出て来た炭焼だが、釜出しのいいのを安くするから買っておくんなせえと門附振売りに来たのを、わっしゃ新宿の通りでよく見受けやしたぜ」

「ではやっぱり、江戸でも炭を焼くんだね」

「炭焼江戸ッ子!」

こう言って口を辷らしたものがあると、急に一座がわいてきて、

「炭焼江戸ッ子!」

「道理で色が黒い!」

それをきっかけに、新来の大通人の面を見ながら、どっと一時に吹き出してしまいました。

三十九

ところが、通人もさるもの、存外わるびれません。

「君たち、まだ若い、そもそも武州八王子というところは、なめさんも先刻いわれた通り、新刀の名人繁慶もいたし、東洲斎写楽も八王子ッ子だという説があるし、また君たちにはちょっと買いきれまいが、二代目高尾という吉原きってのおいらん