일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠16

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠16(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,946자 · 520화면

아오조라 문고

「大通寺って大きなお寺がありましたでしょう」

「そうさなあ――別においらはお寺を見に行ったわけじゃねえんだが」

「あのお寺の大きな床いっぱいに、狩野山楽の牡丹に唐獅子が描いてあって、とても素晴しいのですってね、米友さん見なかった?」

「おいらは絵を見に行ったわけじゃねえんだ」

「じゃ、そのうち出直して、一緒にまいりましょうよ、長浜見物に……」

「もう少し待ちな、今は世間が物騒だから」

「どうしてですか」

「どうしてったって」

そこで米友は、今日経験して来たところの要領を、お雪ちゃんに向って物語ったのです。そうすると、お雪ちゃんが眼をまるくして、

「まあ――よく無事に来られましたねえ」

容易ならぬ危難を突破して来た米友の冒険をはじめて知りました。

そうしてみると、新婚当夜ほどの新しい気分を与えてくれる今晩の調度も、相当の犠牲なしには得られなかった恩恵であることが一層深く感ぜられ、お雪ちゃんは幾度か米友の労をねぎらって、やがてお芋の皮をむくことが終ると、お茶をいれ、お茶菓子を出して、二人で飲みはじめました。

十九

二人がお茶を飲みはじめていると、急に自在の新鍋が沸騰しました。