후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면
「あせってはいけない、それはもう二十年も昔のことだよ」
「二十年ですか……でも、かまいません、御紹介を願いたいものです、今の時節では、紹介を得なければ、よき師に就けません」
「いや、拙者のいま話したのは、門戸を張った学者ではない、しかも、れっきとした幕府の直参なんだから、紹介があったとて、人に教授などの余裕はない人なんだが、あの男は、たしかに英語が出来た、あのくらい出来たのは、当時でも、今日でも、まずあるまい」
「大家ですね、御紹介が願えなければ、お名前だけでもお聞かせ下さい、大家のお名前を承って置くだけでも後学の力になりますよ」
「駒井能登守といってな、幕府の旗本で、なかなか大した家柄なんだが、学生となると我輩などと同格で勉強したものなんだ、その後、甲州勤番支配にまでなったという話は聞いたが、その後の消息が一向わからん」
ここで意外の人から、意外の人の噂を聞いたものだが、この青年にとっては、意外にも、意外でないにも、駒井能登などいう名は全く初耳でありました。
二十六
胆吹王国の留守師団長青嵐居士は、何と思ったかその翌朝、馬に乗れる三人の青年を庭先近く召集しました。