후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면
文法や語格には注意を払わない竜之助は、
「そうなると、近藤に万一のことがあるとなった暁は、今後の新撰組は誰に率いられるのだ」
「そこだ――路傍の噂では、伊東甲子太郎が最も有望だということだが、くわしいことはよくわからんが」
ここまで語り合った時に、不意にまた路傍から声がかかって来た。
「その話なら、僕がくわしいよ」
二人は驚いて、その声のする方を見やると――
闇中からのそりと出て来た、旅すがたは平民的……いつかは奴茶屋の前まで来ておりました。その奴茶屋の縁台に腰打ちかけ休んでいた一人の発言でした。
「やあ、山崎君ではないか」
これはこれ、新撰組の一人、香取流の棒の名手、変装の上手、山崎譲でありました。
四十三
なるほど、山崎ならば、新撰組の近状を知ることに於て田中以上だろう。奴茶屋に休んでいた山崎は、闇中から不意にしゃしゃり出たと見ると、二人に押並んで歩調を合わせながら、
「では、僕が代って、その後の新撰組の状態と、今後の予想とをくわしく話して聞かせようではないか――」
と言って、懐中から何か一ひらの紙切れを取り出して二人に示し、
「まず、これを一覧し給え」