후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면
今までは自分の小使銭をやり繰って、相当掘出し物をして喜ぶ程度の趣味慾でありましたが、今度のは少なくとも国家的の見地から、潤沢な資本を擁して、大量買収を行うことができるというものである。もとより、斯様に時勢を憂えているものは関守氏に止まらないから、来るべき乱世の世を予想して、自家の財産の処分に取越し苦労をしている大家というものがいくらもある。露骨に言えば、思いの外の名門高家でも、今のうちに内々財産を処分して置きたがっているものも相当あることを、関守氏は疾うに打算しているのみならず、その知識の限りでは、ドコにどういう名宝名品があって、それは買収が可能か不能かということまで、相当、当りをつけているのです。
ですから、一朝資本が調えば、あとは洪水の如く水が向いて来る。そのことを考えて、とりあえず、この広い光仙林のいずれかに、隠し倉庫を建築しなければならぬ。その設計も、早や相当プランが出来ている。蒐集の順序方法に於ては、ここの光悦屋敷の名を因縁として、まずあらゆる光悦物を集めるということから発足したい。さる光悦ファンの金持があって、光悦に関する限り、価を惜しまず名品を集めたいという触込みを先触れとして、それに準じて光悦以上、光悦以下、或いは光悦以前、光悦以後に及ぼそうという段取りまでが、ほぼ科学的に関守氏の胸に