일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠19

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면

아오조라 문고

そうして景気というものの前兆も、現証も、まず花柳界に現われたものだから、京都の遊廓の繁昌というものが、前例を越えているというのもさもあるべき事です。

そこで当然、日本色里の総本家と称せられた島原の廓はいよいよ明るい。今宵も新撰組の一まきらしいのが大陽気に騒いで引揚げたことのあとの角屋の新座敷に、通り者の客の一人が舞い込んでいる。この人のあだ名を俗に「村正」と言っている。士分には相違ないが、宮方か、江戸かよくわからない。江戸風には相違ないが、さりとて、生え抜きの江戸っ児でない証跡は幾つもある。遊び方はあんまりアクが抜けたとはいえないが、「村正どん」で相当以上に持てている。村正といえば、相当の凄味のある名ではあるが、この通客はあんまり凄味のない村正で、諸国浪人や、新撰組あたりへ出入りのとも全く肌合いが違い、まず体のいいお洒落に過ぎない。

しかし剣術の方は知らないが、学問だけはなかなかある。ちょいちょい脱線したところを見ると、洋学がかなり達者なようである。多分その洋学で、多分の実入りがあると覚しく、金廻りはかなりよろしく、使いぶりも悪くない。それが「村正村正」