후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면
いずれも武装を避けて素肌で赴いたのは不用意ではない、特に覚悟するところが有ったからである。行けば当然、新撰組の伏兵が刃を連ねて待っていることはわかりきっている、そうしてどのみち、新撰組を正面の敵に廻した以上は、衆寡敵せざることもわかりきっている、従って行く以上は斬死のほかに手のないこともわかっている、すでにその覚悟で行く以上は、未練がましい武装は後日の笑いを買うのおそれがある、むしろ素肌で一期一代の腕を見せて終るの潔きに越したことはない。そこで、いずれも武装はしなかったが、ひとり服部武雄だけが思うところあって武装した。
かくて七人の壮士が、粛々として木津屋橋さして練って行くと、果して、皓々たる月明の下に、隊長の惨殺屍骸は、人の来って一指を触るることを許さず、十字街頭に置き放されたままで、ほしいままに月光の射し照らすに任せてある。
彼等の悲歎と慨歎は思うべしである。そこで隊長伊東の屍骸を取り上げて、これを釣らせて来た駕籠の中に取納めんとする刹那、物蔭よりむらむらばっと現われ出でた、新撰組の壮士四十余名!
兼ねて期したることながら、ここで入り交っての乱刃。