후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
竿を持たせてこそ米友だけれど、素手で水の中を潜って来たところを折重なって押えられたのだから、めざましい抵抗も試むることができないで縄にかかってしまいました。
いろいろに調べられたけれどもついに白状しません。白状すべきことがないから白状しないのを、それを剛情我慢と憎まれて、よけいに苛められるものですから、米友は意地になって役人をてこずらせてしまいました。
お玉の家にあった印籠と二十両の金とがただ一つの証拠となって、それについて弁明すべきお玉がいないのだから、調方の有利に解釈されて、米友にはいよいよ不利益な証拠になってしまいました。
そこで米友は、ついに盗人と、それから町を騒がしたという二つの罪でお仕置を受けることになりました。
縄がキリキリと肉へ食い込んで、身体の各部分が瓢箪のようになっている米友は、隠ヶ岡へ引っぱられて行く道で、
「米友が来る、米友が来る」
宇治山田の町では、縛られて通る米友を見ようとて道の両側へ真黒に人立ちがしました。
米友はこれから隠ヶ岡というのへ引っぱられ、お仕置に会うのであります。
宇治山田の神領では血を見ることを忌むから、刑罰の人を殺すには刃を用いないで、隠ヶ岡から地獄谷というのへ突き落してしまうのが掟でありました。