일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠2

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면

아오조라 문고

人間業でこの火を防ぐはあの護摩壇の法力あるばかりだと、そこへ気がついた各村の総代は、打揃って裸になって水垢離をとって、かの護摩壇の修験者へ行って鎮火の御祈祷を頼むと、修験者は、

「遅い、遅い」

と冷淡に言ってのけた。

「昨夜、人知れず、御禊の滝で水を浴びた女をつれて来い……その女が竜神村の禍いじゃ、その女をつれて来い」

さては、女の身でこの神聖な竜神の霊場をけがした者がある。その女を捉まえて、人身御供に上げるでなければ、この火は鎮まらぬ、火を消すよりも、その女を求めることが急だ。

土地の人は血眼になって飛ぶ――

その女というのは誰――火を出した室町屋の女房、昨夜から行方知れずになったというお豊が怪しい。お豊はどこへ行った。室町屋の内儀はどこへ行った。

兵馬はこの時、ぜひなく神木屋にとどまって火を心配していた――今日あたりは七兵衛お松がこの地へ着くはずであるのに、あの火が道をふさぎはすまいか。

昨夜から降ったり止んだりしていた雨が、この時分になって、だんだん大降りになってきた。

その翌朝、山火事はいよいよ盛んに燃えている。雨もどんどんと降りつづいている。