후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠3
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면
「無茶なことをする奴だ」
さすがの弥次馬も舌を振ってしまいました。
これが不思議な縁で米友は、その翌日から本所の相生町の箱屋惣兵衛一家の留守番になってしまいました。それで鐘撞堂の相模屋から気軽くそこへ移ってしまいました。
この縁は昨日の高札の一件からであります。米友が高札を川へ抛り込んだために、町内からこの家の留守番を押つけられたものです。
米友もまた押つけられたことをかえって幸いにして箱惣の留守番を欣んで引受けてしまいました。
米友が留守番を押つけられた箱惣の家は大きな家でした。けれども誰も一人も住んではいないのです、ガラあきです。ただの空家と違って誰も留守居をし手のない空家なのです。昨日、米友が投げ込んだ札の文句にも、「本所相生町二丁目箱屋惣兵衛、右の者商人の身ながら元来賄金を請ひ、府下の模様を内通致し、剰へ婦人を貪り候段……」とある通り、浪士たちに悪まれてツイこの間の晩、首を斬られて、両国橋へ梟し物にかけられた惣兵衛の家です。その首が誰がどうしたか直ぐに片附けられてしまうと、その後へ立てられた高札がすなわち米友の川へ投げ込んだものであります。