후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠3
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면
なんでもドシドシ兵を繰り出して長州から薩摩の果て、琉球までも踏みつぶしてやらねばならぬと意気込みを示した者も大分あったようです。
この出兵論が正しいか正しくないかは知れないが、いよいよ事実になってみると愚劣を極めたものでした。最初の長州征伐は、どうにかこうにかお茶を濁して幕府の面目をつないだけれども、二度目となってはカラキリお話になりませんでした。幕府の威信を張るどころではなく、かえってグニャグニャと腰が砕けて、長州からあべこべに寄り出されて引込みがつかなくなってしまいました。長州征伐をやっても、やらなくても、もうたいてい幕府の寿命はきまっていたのだから、それがいいでもなし悪いでもないけれど、とにかく長州征伐をやったために、徳川幕府の寿命がまだ十年持つところを、九年早めてしまったような形勢は争うべからざるものであります。
勝海舟のような目先の見えたものが――そういう場合に出て来たからおたがいに幸いでありました。けれどもその勝さんすら、いよいよ長州征伐が手に負えなくなった時に引っぱり出されたので、それまで引籠りを仰せつけられて幕府から勘当を受けていたような有様でありました。