일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠3

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면

아오조라 문고

「なに?」

能登守は、お松の改まった様子を少しく気に留めた様子です。

「あの、お願いでござりまする」

とお松は、いよいよ改まった言葉でありました。

「願いとは?」

能登守は鎌のような月を見ていた眼を、お松の方へ向けました。そうして雪洞の光に照らされたお松の面に一生懸命の色が映っていることを認めて、これには仔細があるだろうと感じました。

「あの、わたくしどもが甲府へ参りまするのは、冤の罪で牢屋につながれている人を助けに参るのでございます」

「人を助けに?」

「それ故、殿様のお力添えをお願い致したいのでございまする」

お松は夢中になってここまで言ってしまいました。ここまで言ってしまえばともかくも安心と、ホッと息をつきました。

「果して冤の罪であるものならば、わしの力を借りるまでもなく罪は赦される。もし、まことに罪があるものならば、わしが力添えをしたとてどうにもなるものではない」

と能登守は、お松の願いの筋には深く触れないで、やや慰め面にこう言っただけでした。しかしお松はもう、一旦切り出した勇気がついたから、その頼みの綱を外すようなことはしません。

「いいえ、たしかに冤の罪なのでございまする、その方は決して盗みなどをなさる方ではないのでございまする、公儀様の御金蔵を破るなどという、だいそれたことをなさるお方でないことは、わたし