일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠3

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면

아오조라 문고

大菩薩峠

一

これよりさき、竜王の鼻から宇津木兵馬に助けられたお君は、兵馬恋しさの思いで物につかれたように、病み上りの身さえ忘れて、兵馬の後を追うて行きました。

よし、その言い置いた通り白根の山ふところに入ったにしろ、そこでお君が兵馬に会えようとは思われず、いわんや、その道は、険山峨々として鳥も通わぬところがある。何の用意も計画もなくて分け入ろうとするお君は無分別であります。

ムク犬は悄々として跟いて行きました。そのさま、恰も主人の物狂わしい挙動を歎くかのようであります。

丸山の難所にかかった時分に日が暮れると共に、張りつめたお君の気がドッと折れました。

「ムクや、もう疲れてしまって歩けない」

杉の木の下へ倒れると、ムクもその傍に足を折って身を横たえました。

ムク犬が烈しく吠え出したのはその暁方のことでありました。お君はそのムク犬の烈しい吠え声にさえ破られないほどに昏睡状態の夢を結んでいたのであります。

ムクの吠える声は、快く眠っているお君の耳には入りませんでしたけれど、幸いにそこを通り合せた馬商人の耳に入りました。

まだ若い丈夫そうな馬商人は、小馬を三頭ひっぱって、奈良田の方からここへ来かかりましたが、この暁方、この人足の絶えたところで、犬のしきりに吠えるのが気になります。