후리가나로 읽는 일본 고전
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おおさかをあるく
大阪を歩く
直木 三十五
直木 三十五의 大阪を歩く(おおさかをあるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,964자 · 65화면
どんどろ大師は、何うしたか? 義太夫に残っているから、近くの人々は知っているであろうが、阿波の十郎兵衛の事蹟が残っていて、真田幸村終焉の地に、一本の標杭さえ無く、そして、天守閣を建てて――多分、天守閣は見せ物にして金がとれるが、幸村の碑では金儲けにならん、というのであろうか。
名古屋の近くに、コンクリートの大仏が建った。毎日、賽銭がよって、遊んで食えるそうである。子孫の為に残すなら、これはいい財産で、一寸売れないだけに、子供の食いはぐれが無い。大阪の中位の、金持共は、郊外へ、大仏だの、観音だのをいろいろ建てて、賽銭でくらすがいい。天守閣などもこの意味で、一番経済的であって、一番下らない金の使い道である。もう少し、明瞭としていたなら、当然大阪の史蹟の整理と保存とを初めなくてはならない。
少し、論が、前へ戻ったがこれは私が、同じ道を戻って行くからであろう。天王寺から一心寺の方へ(何という甘味のない名だろう、一心寺)、それから、公園の方へ。ここには、市民から馬鹿にされている美術館が建っている。何の市長の時に誰が賛成して建てたのか知らぬが、この位市民と没交渉の美術館も無い。