후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
てんしゅものがたり
天守物語
泉 鏡花
泉 鏡花의 天守物語(てんしゅものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,593자 · 42화면
御覧なさい。
亀姫 (鉢金の輝く裏を返す)ほんに、討死をした兜ではありませんね。
夫人 だから、およしなさいまし、葛や、しばらくそこへ。
指図のまま、葛、その兜を獅子頭の傍に置く。
お帰りまでに、きっとお気に入るものを調えて上げますよ。
亀姫 それよりか、お姉様、早く、あのお約束の手鞠を突いて遊びましょうよ。
夫人 ああ、遊びましょう。――あちらへ。――城の主人の鷹狩が、雨風に追われ追われて、もうやがて大手さきに帰る時分、貴女は沢山お声がいいから、この天守から美しい声が響くと、また立騒いでお煩い。
亀姫のかしずきたち、皆立ちかかる。
いや、御先達、お山伏は、女たちとここで一献お汲みがよいよ。
朱の盤 吉祥天女、御功徳でござる。(肱を張って叩頭す。)
亀姫 ああ、姥、お前も大事ない、ここに居てお相伴をしや。――お姉様に、私から我儘をしますから。
夫人 もっともさ。
舌長姥 もし、通草、山ぐみ、山葡萄、手造りの猿の酒、山蜂の蜜、蟻の甘露、諸白もござります、が、お二人様のお手鞠は、唄を聞きますばかりでも寿命の薬と承る。かように年を取りますと、慾も、得も、はは、覚えませぬ。ただもう、長生がしとうござりましてのう。