후리가나로 읽는 일본 고전
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てんしゅものがたり
天守物語
泉 鏡花
泉 鏡花의 天守物語(てんしゅものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,593자 · 42화면
鞠唄聞ゆ。
――私が姉さん三人ござる、一人姉さん鼓が上手。
一人姉さん太鼓が上手。
いっちよいのが下谷にござる。
下谷一番達しゃでござる。二両で帯買うて、
三両で括けて、括けめ括けめに七総さげて、
折りめ折りめに、いろはと書いて。――
葛 さあ、お先達、よしの葉の、よい女郎衆ではござんせぬが、参ってお酌。(扇を開く。)
朱の盤 ぼろぼんぼろぼん。(同じく扇子にうく)おとととと、ちょうどあるちょうどある。いで、お肴を所望しょう。……などか利験のなかるべき。
桔梗 その利験ならござんしょう。女郎花さん、撫子さん、ちょっと、お立ちなさいまし。
両女立つ。
ここをどこぞと、もし人問わば、ここは駿河の
府中の宿よ、人に情を掛川の宿よ。雉子の雌鳥
ほろりと落いて、打ちきせて、しめて、しょのしょの
いとしよの、そぞろいとしゅうて、遣瀬なや。
朱の盤 やんややんや。
女郎花 今度はお先達、さあ。
葛 貴方がお立ちなさいまし。
朱の盤 ぼろぼん、ぼろぼん。此方衆思ざしを受きょうならば。
侍女五人扇子を開く、朱の盤杯を一順す。すなわち立つ。腰なる太刀をすらりと抜き、以前の兜を切先にかけて、衝と天井に翳し、高脛に拍子を踏んで――