일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

てんしゅものがたり

天守物語

泉 鏡花

泉 鏡花의 天守物語(てんしゅものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,593자 · 42화면

아오조라 문고

夫人 この鷹ならば、鞠を投げてもとりましょう。――沢山お遊びなさいまし。

亀姫 あい。(嬉しげに袖に抱く。そのまま、真先に階子を上る。二三段、と振返りて、衝と鷹を雪の手に据うるや否や)虫が来た。

云うとともに、袖を払って一筋の征矢をカラリと落す。矢は鷹狩の中より射掛けたるなり。

夫人 (斉しくともに)む。(と肩をかわし、身を捻って背向になる、舞台に面を返す時、口に一条の征矢、手にまた一条の矢を取る。下より射たるを受けたるなり)推参な。

――たちまち鉄砲の音、あまたたび――

薄 それ、皆さん。

侍女等、身を垣にす。

朱の盤 姥殿、確り。(姫を庇うて大手を開く。)

亀姫 大事ない、大事ない。

夫人 (打笑む)ほほほ、皆が花火線香をお焚き――そうすると、鉄砲の火で、この天守が燃えると思って、吃驚して打たなくなるから。

――舞台やや暗し。鉄砲の音止む――――

夫人、亀姫と声を合せて笑う、ほほほほほ。

夫人 それ、御覧、ついでにその火で、焼けそうな処を二三処焚くが可い、お亀様の路の松明にしようから。

舞台暗し。

亀姫 お心づくしお嬉しや。さらば。

夫人 さらばや。

寂寞、やがて燈火の影に、うつくしき夫人の姿。