후리가나로 읽는 일본 고전
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
三好 十郎의 天狗外伝 斬られの仙太(てんぐがいでん きられのせんた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,347자 · 243화면
瀧三 へえ……。(後ろを振返ってマジマジする)
袴 さ、これだけ言ってしまった、もう知らんとは言わさんぞ、君! 知らんなどとシラを切れば、今日明日には武装した犬共が何百となく県の方から押寄せて来ようという差し迫った今だ、悠長なことはやって居れん、この所で制裁を加えるぞ、よいな!
瀧三 (困りきって)……それだと言って、そんな無法な……知らんものは……。そんな難題ば……お父うよ、お父う!
呼ばれて口の中で返事をしながら、稲の中に上半身を起す老農夫。笠をかぶり純然たる小作百姓のなりだし、それに実際の年齢よりもひどくふけているので初めそれとは全然わからず、ヤッと後になって昼休みで道にあがった時にそれとわかるほどに完全に百姓爺になってしまった仙太郎である。
袴 ではお前が仙太郎のことを知っているんだな? どこだ住居は?
仙太 へい、知って居ります。……ここからじゃ遠いて。小半里はありやす。
洋服 どっちだ? 今でも丈夫か?
仙太 そっちへ行って小貝川に行き合うたら、こんだ川に添うてドンドン下って、植木という在を尋ねたらようがすて。……しかし内には居めえて。もうスッカリ百姓でなあ、毎日タンボさ出るほかはボケてしもうて、人とはロクに口もきかねえそうな。