후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たいへいようまじょう
太平洋魔城
海野 十三
海野 十三의 太平洋魔城(たいへいようまじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,147자 · 187화면
「太刀川君、どうぞ、こちらへ」
「おや」その声のどこかに、聞きおぼえがあるような気がしたが、どうしても思い出せない。
太平洋の底に、自分を知るものがいる?
太刀川は、しばらくは茫然と立ちすくんで声も出なかった。
おお恐るべき海底要塞
ガーンガーンガーン、エンジンらしい音。
ゴーゴーガタガタ、工事らしい音。
そんな音がすぐ近くに聞える。要所要所に、銃剣を持った水兵が立っている。
太刀川は、みちびかれるままに、長い廊下をいくつかまがって、とある大きな部屋へ通された。
そこは、まるで法廷のような感じのいかめしい部屋であった。大きな長方形のテーブルをかこんで、覆面黒服の男が十人ばかり、そのまん中に、首領らしい男が、どっかり腰をおろしている。
すでに覚悟のできている太刀川は、臆する色もなく、一同をじろりとにらめわたしながら、悠然とつったっている。かの首領らしい男は、始めて口を開いた。
「ははは……、太刀川君、何もそんなこわい顔をしなくてもよろしい。実は君に、折入って相談したいことがあって来てもらったのだが……」
その声を聞くと、太刀川はぎくっとした。
おう! 聞きおぼえのあるその声、まさかと思ったが、……