일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しっちょうき

失蝶記

山本 周五郎

山本 周五郎의 失蝶記(しっちょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,072자 · 44화면

아오조라 문고

手記を続けるに当って、密勅をめぐる家中の論争は省略します。そこにこんどの出来事の原因があるのですが、要約すれば勤王か佐幕かということで、あらましのことはあなたにもわかっていると思うからです。

私と杉永とは初めから王政復古、開国の方向に動いていました。そうして吉川十兵衛、梓久也、田上安之助らのほか、二十余人の同志を集め、上方と連絡をとって、全藩の意見を纒めるために、手分けをして裏面工作をやっていたのです。――なぜ裏面工作をしなければならなかったかというと、仙台藩がつねに警戒の眼をそらさず、重職がたに絶えず圧力をかけていましたし、同時にまた、法隆和尚に煽動された佐幕派の者たちにも、よほど用心しなければならなかったからです。――こういう大事なときに、私は奇禍のため聴力を失い、同志の人たちから脱落してしまいました。たぶんご存じでしょう、一昨年の二月、磯部の砂浜で大砲の試射をしました。それまで藩には張抜きの砲しかなかったのだが、常陸の某公から初めて鋳鉄の大砲を譲り受けた。これはわれわれ同志の奔走によるもので、譲り受けたことは極秘であり、試射もまた極秘に行われました。