일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きだんクラブ〔せんごばん〕

奇談クラブ〔戦後版〕

野村 胡堂

野村 胡堂의 奇談クラブ〔戦後版〕(きだんクラブ〔せんごばん〕)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,739자 · 23화면

아오조라 문고

て居たのです。

お染は言葉少なに合槌を打って、ニコニコし乍ら聴いて居りました。それは非常に聡明さのためとも、仕様こと無しの無智のためとも取られましたが、藤波金三郎はそんな詮索をするような心のゆとりは無く、雌鳥を前にあらゆる工夫と努力を傾け尽して、求愛の踊を踊り続ける雄鳥のように真に精根を傾け尽して、精根限り喋って居たのです。

そして、フト言葉の途切れた時の、サイレントのやるせない長さ――

汽車が宮城県の小牛田に、大雨の中を喘ぎ喘ぎ滑り込んだのは、最早夜の十時を過ぎてからでした。行手の線路に対する不安は一の関あたりから増大して居たのですが、小牛田の駅まで辿り着くと、不意に――真に不意に、駅夫と車掌が、松島、鹿島台あたりの洪水のために、線路に浸水して、列車は当分動く見込は立たないということを――、客車毎に知らせて歩いたのです。

乗客の驚きと不平は、くだくだしく申すまでもありません、散々揉み抜いた揚句、一部の客は列車の中で一夜を明かし、金廻りが良いか、健康上に差支のある人達は、不平たらたらで、町の宿屋に分宿することになりました。

藤波金三郎とお染も、駅の前の宿屋に入った一と組でした。