후리가나로 읽는 일본 고전
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ようふんろく
妖氛録
中島 敦의 妖氛録(ようふんろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,005자 · 11화면
自分の行為に就いて何の責任も負わぬ幼児の様に、夏姫は此の亡国の騒ぎに、ただ一人無邪気といっていい位、とりすましていた。酷刑に処せられた独り息子の運命にもさして心を動かされない様子で、入替り立替り目の前に現われる王や其の卿大夫の前に、つつましやかに眼を俯せていた。荘王は、凱旋の時に夏姫を連れ帰った。之を内に納れようとしたのである。
屈巫、字は子霊、一に巫臣ともいう者が之を諫めた。「不可なり。色を貪るを淫となす。淫を大罰となす。周書に曰く、『徳を明らかにし罰を慎しむ』と。君、それ之を図れ。」(いけませぬ。御主君は、今度は逆臣を誅し、大儀を匡すのを名として陳に兵を進めた筈です。それが、もし夏姫を納られることになれば、淫を貪らんがために、兵を起したといわれても仕方の無いことになります。周書にも『徳を明らかにし、罰を慎しむ』とあります。君、それ願わくは之を図り給わんことを。)荘王は好色家であるよりも、野心的な政治家だったので、直ぐに巫臣の諫めを容れた。
令尹の子反が夏姫を娶ろうとした。又しても巫臣がとめた。「夏姫は是、不祥の人ではないか。兄を夭せしめ、夫を殺し、主君を弑し、子を戮し、二卿を奔らしめ、陳国を滅ぼした女だ。