후리가나로 읽는 일본 고전
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おんなけいず
婦系図
泉 鏡花
泉 鏡花의 婦系図(おんなけいず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,760자 · 343화면
馬鹿を云え、縁談の前へ立って、讒口なんぞ利こうものなら、己の方が勘当だ、そんな先生でないのだから、と一言にして刎ねられた、柳橋の策不被用焉。
また考えて見れば、道学者の説を待たずとも、河野家に不都合はない。英吉とても、ただちとだらしの無いばかり、それに結婚すれば自然治まる、と自分も云えば、さもあろう。人の前で、母様と云おうが、父様と云おうが、道義上あえて差支はない、かえって結構なくらいである。
そのこれを難ずるゆえんは……曰く……言い難しだから、表向きはどこへも通らぬ。
困ったな、と腕を組めば、困りましたねえ、とお蔦も鬱ぐ。
ここへ大いなる福音を齎らし来ったのはお源で。
手廻りの使いに遣ったのに、大分後れたにもかかわらず、水口の戸を、がたひし勢よく、唯今帰りました、あの、御新造様、大丈夫でございます。
明後日出来るのかい、とお蔦がきりもりで、夏の掻巻に、と思って古浴衣の染を抜いて形を置かせに遣ってある、紺屋へ催促の返事か、と思うと、そうでない。
この忠義ものは、二人の憂を憂として、紺屋から帰りがけに、千栽ものの、風呂敷包を持ったまま、内の前を一度通り越して、見附へ出て、土手際の売卜者に占て貰った、と云うのであった。