일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まごしちとずんど

孫七とずんど

山本 周五郎

山本 周五郎의 孫七とずんど(まごしちとずんど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,189자 · 30화면

아오조라 문고

と云うなり、くるっと踵を返して走り去った。

それから間もなく、天方城攻撃の兵馬は浜松を進発した。主将は平岩親吉、これに家康旗下の精兵をすぐって千五百余騎、天竜川に沿って上流へさかのぼり、東へ渉って本宮山を越え、直ぐに天方城の搦手を衝く策戦だった。ときは春三月……山は木の芽立ちの季節で、あらゆる樹々の梢がそれぞれの新芽の色で朧ろに彩られていた。誰かが讃歎しているとおり、それは紅葉の山よりも美しく、まことに眼も綾なる景観であった。叢林のあいだには桜が咲き、さかりの桃がみえた、日だまりには山吹の鮮かな黄が燃えるようで、谷峡のあたりにしきりと老鶯の囀りが聞える、いってみればつまり、ぜんたいとしては遊山にでも歩くような楽しい進軍だったわけである。……けれども天竜の渡河点へ着くと、そこでにわかに予定の策戦を変えなければならなくなった。牒者を放って探知したところによれば、敵の防備は二俣の出城を中心にすっかり迎撃の用意ができていたからである。そこで渡河点を三里ほど上へあげ、夜陰に乗じていっきに渉ると、小荷駄は残したまま、すぐに本宮山の裾へとりついた。そして兵をふた手に分け、一は山越えをして搦手に当て、一は山麓を南へまわって大手を衝く、挾撃の軍配でひしひしと攻め寄せた。