일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんごしたん

安吾史譚

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾史譚(あんごしたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,437자 · 27화면

아오조라 문고

同様に、ミダラの相手たる道鏡も、殆ど死に至るまで威風を落しておらず、民意に於ては同情されている傾きを見ることができるのである。

私は俗書と全くアベコベに、この女帝は終生童貞ではなかったかと近ごろ思うようになった。

それは私の単なる推測で根のないことではあるが、私がこの時代と時代の人々とをどのように解しているか、他の人や事についての理解を知っていただけば、史料上に的確な実はなくとも、そのために全然根がないことにもならない、という文学的な真実を認めていただけるかも知れない。

★

父帝の死んだときから、すでに後嗣のゴタゴタが起った。父帝は女帝に位をゆずったとき、皇太子を選んで定めておいた。それは天武の皇孫、道祖王である。

父帝が皇太子を定めてやった、ということも、女帝が彼に教育され規定された一生の定めを語っているように思うのである。これが他の女帝の場合なら、某先帝の顔を立てるというような立太子のやり方は不自然ではないが、太陽の子たる聖武天皇と、そのまた太陽の娘たる女帝の場合、太陽は常に自らの血の中から唯一の子孫を定めもし育てもするのが当然であろう。