일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんごこうだん

安吾巷談

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾巷談(あんごこうだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 13,419자 · 27화면

아오조라 문고

今度の日米競泳で古橋のだした新記録なるものはターザン氏の記録には遠く及ばないのである。

この最初の国際競泳は、なんとか玉川という遥か郊外で行われ、終点で電車を降りて、多摩川ぞいの畑の中をトボトボ歩いて遊園地の五十米プールに辿りつく。見物席はサーカスと同じように俄かづくりの小屋掛である。

ワイズミュラーはプールのまん中までもぐっていって、顔をだしざま、水をふきあげて、ガガア! という河馬のマネ(ではないかと思うが)を再三やって見物衆をよろこばせた。天性無邪気で、当時からターザンに誰よりも適任の素質を示していた。

陸上水上に限らず、短距離の速力はほぼ人間の限界近く達しており、ワイズミュラーの記録は今日でも大記録であるが、日本来朝の時には高石がいくらか接戦することができたから、当時に於ては競争相手のないアルネ・ボルグの方が驚異であった。彼は千五百を十九分七秒で泳ぎ、その後の二十年ちかく破られなかった。世界二位のチャールトンと一分ぐらいのヒラキがあり、当時の日本選手に至っては、二十一分台はごく出来のよい方、二十二分以上かかっていたのである。時計のマチガイではないかと、真偽を疑問視されていたほどである。