일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たぬきじる

完本 たぬき汁

佐藤 垢石

佐藤 垢石의 完本 たぬき汁(たぬきじる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,158자 · 273화면

아오조라 문고

集まってきた土地の名士の人々にも、なかなか迫らぬ人柄が備わっている。

昼食後、朝鮮唯一であるという平壤の妓生学校へ案内された。赤煉瓦造りの小さい建物であるが、大同江に臨んでいて、優れた眺めが軒下に連なっている。学校の職員の斡旋でこの学校の三年生の、舞踊を見せてくれた。最初幕があがると、美しい四人の生徒妓生が淡紅色の長い袖に、長い裳の衣をつけ、頭に花笠のような笠をかぶって、両の手に短剣を持ち、腰はしなやかに、両脚を細やかになよなよと踊りだすのである。踊りに伴って鳴る楽器が春にふさわしい閑雅な音をただよわす。胡弓、長鼓、太胡、笛、笙の五器がそれぞれの響きを悠揚な律に調和させて大同江の流れの上へ、響いて行くのである。これは、剣舞といって、朝鮮の王朝時代から伝わった古い伝統を持つ踊りである。次は二人の妓生が僧舞というのを舞った。これも優雅なものである。

長鼓は、内地の鼓に似てそれよりも大きく長く、右手に棒を持ち左手は指で打つのであるが、楽器の柄の大きさとは反対に複雑な音を出す。胡弓の音がよかった。綿々として哀調を、舞う妓生の袖に送っている。

舞踏が終わると一人の老妓生が事務室へ現われて席画を始めた。