일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たぬきじる

完本 たぬき汁

佐藤 垢石

佐藤 垢石의 完本 たぬき汁(たぬきじる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,158자 · 273화면

아오조라 문고

『黒沢――大関――有村』

これを最後として十八名の点呼は終わった。一人の不参者もない。

そこで関は、懐中から一枚の書き付けを取り出した。

『これは、これまで幾度か同志に示したはずであるが、折節列席のない方もあったから、再び申し告げることにする。つまり、部署についてのことだ。不調法ながら拙者は、君命によって一隊の懸引を掌る役目を承っている。また、ここにいる木村、野村の両人も、同志の手に余る敵のある時、飛び出して行って加勢仕る役割、謂わば予備員でご座る。また一挙の後、老中自訴の砌、誰か惣代にならねば口上区々となって不都合を生ずる。これは、金君からかねて斎藤君へお願い申してある。されば、斎藤君はまず戦闘に加わらぬものとご承知願いたい。次に右翼の先鋒が黒沢、有村、山口、増子、杉山の五名。同じく後隊が鯉淵、蓮田、広木の三名。左翼は佐野、大関、森山、海後、稲田、広岡の六名。前列を乱すは森山一人の役目。岡部一人は井伊の行列が、邸から突出するを斥候する役目。さて目的を果たせし後は、互々潜行して大阪の義挙に加わること。また、重傷を蒙りて進退意の如くならざる者は、斎藤監物に率いられ田安殿、内藤殿、脇坂殿いずれへなりと、自訴すること。