일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みやざきのまち

宮崎の町

中村 地平

中村 地平의 宮崎の町(みやざきのまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,035자 · 4화면

아오조라 문고

旅館は古く田山花袋が旅日記にも推賞している家で、部屋のすぐま下に川面が迫ってきている。欄干から半身を乗りだして上の方を仰ぐと、霧島の霊峰が木の葉の色に薄らと聳えて居り、遥か下手の方、今は廃れた港赤江の浜からは太平洋の潮騒いの音が幽かに聞えてくる。二百余間もある河はばを越えて対岸を眺めると、樟や、杉などの南方植物につつまれた家々の屋根がまぶしい陽のなかにきらめいて、その奥遥か遠くに双石の連山がくっきりと連っている。眺めは宇宙の大きさに達しているし静けさは太古に通じるものがあるのである。川の流れに沿って旅館を更にくだると、一帯は謂うところの柳暗明花の巷になるのであるが、ある朝早く中川一政さんは新聞の挿絵をスケッチするために、遊廓の門前まで行ってみた。

すると、朝靄がようやく霽れた通りには、朝帰りの客を運ぶ自動車が静かに砂利石を敷いて走って居り、その傍らの路傍にはカニが遊んでいたそうである。中川さんが宿に帰ってきた時、僕たちはまだ寝床の中にいたが、その話を聞くと、なにか新鮮な思いに溢れ、カニの匂いが寝床の上にまで運ばれてくるような気もちがした。明るい太陽が太平洋の空にのぼる頃おい、僕たちは漸く床を離れるならわしであったが、もうその頃には下手の木橋の上を、祖国振興隊の婦人たちが、長い幾つかの列をつくってあとから