후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくだい
宿題
小川 未明
小川 未明의 宿題(しゅくだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,775자 · 4화면
戸田は、お父さんがなくて、母親と妹と三人で、さびしく暮らしているときいていたので、賢吉は、つねに同情していました。それで、自分の読んでしまった雑誌を、
「君見るならあげよう。」と、与えたこともありました。
学校へきても、戸田のようすは、なんとなくさびしそうだった。親しい友だちもなく、いつも独りでいました。運動場へ出ても、賢吉のほうから、話をしなければ、だまっているというふうでありました。遠足の日が、近づいたときでした。みんなは、集まれば、楽しそうに、その話をしていました。
「海へいったら、かにをつかまえてこよう。」と、いうものもあれば、
「僕は、きれいな石をたくさん拾ってくるのだ。」と、いうものもあります。
「針と糸を持っていって、魚を釣ろうかな。」
「ばか、そんなことできるもんか、生きているたこを売っているというから買ったらいいよ。」と、いったものもあります。
そんなときでも、戸田は、黙ってみんなの話をきいていました。
「君もいくだろう。」と、賢吉がいうと、戸田は、口のあたりに寂しい笑いをたたえて、うなずきました。
遠足の前の晩でした。賢吉はお母さんにつれられて、明日持っていく、お菓子を買いに出かけました。