후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면
と言う時も、同じ筆法で「はッつけ野郎」となまるくらいだから、つまりはこうなるのが本寸法だろう。
「てやんでェ、はッつけめ。こッとらァ、かッたァ三河町でェ。汝らの手ごちにあうもんけえ」
なら、聞いただけでも青春溌剌。※(歌記号、1-3-28)江戸はよいとこ 広いとこ……と昔の小唄のこころいきが実感されてくるではないか。
草いきれ
寒さとか、暑さとか、吹雪とか、しまきとか、野分とか、さてはまたヒビあかぎれとかそれらの俳諧の季題なるものはすべて、この人の世の辛い苦しい切ない悲しいことどもを、辛いなりに苦しいなりに、ジーッと見つめ、見守り、味わい、果ては愉しいものにすら考えていこうとひたむきになった人間たちのいみじき企てだったのだろう。火災保険のまったくなかった江戸時代に、あまりにも頻々たる火災をば「火事は江戸の華だい」と江戸っ子たちが、反語的に嬉しがった心理と似ている。そうして、その企ては、たしかに成功したと思っている。
その証拠には、今では野分とか、吹雪とか、しまきとかいうものの中に私たち多少、風流気のある奴は、一種いうべからざる趣をさえかんじつつあるからである。