일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ よせばやし

寄席囃子 正岡容寄席随筆集

正岡 容

正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면

아오조라 문고

「義士伝」の倉橋伝助が、まだ長谷川金次郎といって飲む打つ買うの三道楽であった時分、江戸を食いつめて、落ちゆく先も御多分に洩れず、木更津だったと覚えている。

私は、今から二十年以上――といえば、まだ、十二、三の時であるが――いっぺん、行っただけであるが、夏は町はずれの蓮田へひらく紅白の花の美しさを今も身うちの涼しくなる風情に思い返すことができる。

「木更津甚句」という、明治中世のはやり唄には

※(歌記号、1-3-28)木更津曇るともお江戸は晴れろ

すいたお方が日にやける

というのがあった。

水死した橘之助がよく歌ったが、こんな唄にも、江戸っ子と木更津っ子との、かりそめでない交遊のほどが感じられる。

いや、圓遊の話が飛んだところへ外れてしまった。

まだまだ、圓遊には、愉快な逸話がいろいろあるけれど、それらは、あまり、書いてしまうと小説の方の材料にさしつかえるので、勝手ながら芸惜しみをさせてもらう。

圓遊の速記を見ると、異人館、ヒンヘット、馬駆(競馬)、奈良の水害、自転車競争、権妻二等親、甘泉、リキュール、フラン毛布、西洋料理と、明治開化の種々相が、皮相ではあるが、南京玉をちりばめたように、惜しげもなく、随所に満ちあふれ、ふりこぼれている、あたかも黙阿弥のざんぎりものの、仕出しのセリフを見るように――。