일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ よせばやし

寄席囃子 正岡容寄席随筆集

正岡 容

正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면

아오조라 문고

もっともその前年の秋あたり、先代三木助に言われる前から、うすうす帰京のことは考えており、当時は博文館から「文芸倶楽部」「講談雑誌」の二誌が発行されていて、前者は横溝正史君が活発に編集しており、後者も師、吉井勇をはじめ長田秀雄、長谷川伸、畑耕一、サトウハチロー諸家が力作を寄せていた時代で、ともに私の明治開化小説を例月載せてくれていたから、いっそう帰ってくる気にもなれたのだった。しかし、当時の私の開化小説などは我流の書きなぐりで、かかるがゆえに、大半以上を後年破棄し、近年朱を加えて単行本へ収めたのは、わずかに「キネオラマ恋の夕焼」一作しかない。その少しのちに「講談雑誌」へは、サトウ君の「浅草」と二枚看板で、青春自伝「道頓堀」をも連載したが、これもまた不本意の作品なのでのちに火中に投じてしまった。なによりアルコール中毒のひどい時で、朝来、冷酒を煽っては執筆、いい加減どろんけんで書くのだから、いっぺんなんか挿絵を担当してくれた山口艸平画伯をひどく面喰らわせた珍談があった。それはかつて浪花政江一座という中流の安来節のコーラスガールで、川口の中華料理の女給になっている女との情事をテーマとした小説だったのであるが、一夜、その飯店の中国人たちと私は懐中していた下駄を振り廻して渡り合いかけた事件があった。