후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면
以外、めったに全部の「味」の出きらない、およそ特殊な芸風の人とつくづく昨夜は思いました。昔は定員五十人などと愛すべき寄席が街裏にあったと聞きますが、いしくもその頃の噺家の持ち味をたまたま身につけて生まれてきた唯一の人なのでしょう、そういうこともまた涙ぐましく考えさせられました。同時にいつも十枚二十枚ではダメで、七十枚八十枚と書かなければ味の出ない作家ともいえる。
「道灌」は冬を待つ障子の真っ白な色が見え、おつな隠居所らしくうれしかった。久保田万太郎氏が『さんうてい夜話』で書いていられる野村の村雨のくすぐりも聴かれ、すべて古風でなつかしいものでした。いろいろ孔明その他の本格な故事のいい立ても、まくらの「道灌」ばかりやっていたため※(歌記号、1-3-28)道灌(瓢箪)ばかりが売り物(浮きもの)か――なる地口ができたという故人某の思い出とともに結構でした。ただ三枚目を叱る時の目が少しこわすぎること、それとこの人は時々せっかくの三枚目のギャグをムダに(表現で)してしまうことに新しく気づきました。じつはこの春の「長屋の花見」の時うすうす気づいていたことがさらに今度具象的となってきたのでした。