후리가나로 읽는 일본 고전
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とみおかせんせい
富岡先生
国木田 独歩
国木田 独歩의 富岡先生(とみおかせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,282자 · 31화면
「それに何だか我が折れて愚に還ったような風も見えるだ。それを見ると私も気の毒でならん、喧まし人は矢張喧しゅうしていてくれる方が可えと思いなされ」
「今夜見舞に行ってみようかしらん」
「是非来なさるが可え、関うもんか!」
「うん……」と細川は暫時く考えていたが、「お梅さんに宜しく言っておくれ」
「かしこまりました、是非今夜来なさるが可え」
細川は軽く点頭き、二人は分れた。いろいろと考え、種々に悶いてみたが校長は遂にその夜富岡を訪問ことが出来なかった。
それから三日目の夕暮、倉蔵が真面目な顔をして校長の宅へ来て、梅子からの手紙を細川の手に渡した、細川が喫驚して目を円くして倉蔵の顔を見ているうちに彼は挨拶も為ないで帰って了った。
梅子からの手紙! 細川繁の手は慄るえた。無理もない、曾て例のないこと、又有り得べからざること、細川に限らず、梅子を知れる青年の何人も想像することの出来ないことである!
封を切て読み下すと、頗る短い文で、ただ父に代ってこの手紙を書く。今夜直ぐ来て貰いたい是非とのことである、何か父から急にお話したいことがあるそうだとの意味。
細川は直ぐ飛んで往った。